歯周病 | 池上の歯医者 - 大田区池上【よこぼり歯科クリニック】

歯周病

歯を失う原因となる第一位の歯周病

私たちは生きていくうえで、言うまでもなく「食べる」ことによって支えられています。そして、食べるために無くてはならないものが“歯”です。近年、私たちの生活は豊かになり昔に比べると寿命は長くなっていますが、歯の寿命は、長くなった平均寿命に追いついていません。

歯を失う2大原因は、歯周病とむし歯です。日本のある調査では、歯を失う原因の約66%が歯周病とう蝕(むし歯)です。2018年に、8020推進財団が行った「第2回 永久歯の抜歯原因調査」によると、第1位は歯周病で、37.1%を示しています。第2位はう蝕で29.2%、第3位は歯の破折で17.8%となっています(参照:公益財団法人 8020推進財団WEBページ)。

当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、むし歯と歯周病から歯を守ってあげることで、歯の寿命を延ばし、いくつになっても食事を楽しめるということです。歯周病に関する正しい知識をもって、歯周病の早期発見、治に取り組んでほしいと思います。

歯周病は、早期発見と予防が大切!

虫歯や歯周病は、風邪などの内科的疾患と違い、放置して治るということはありません。早めに見つけて適切な処置を行い、今後の進行を防いでいく必要があります。40歳くらいになると皆様、歯周病が気になりはじめています。歯茎が腫れた、血が出るという症状が出た時は、歯周病が進行している可能性が高いです。

歯周病の進行

歯周病はひどくなるまで自覚症状が少ないことから、サイレント・ディジーズ(沈黙の病気)と表現されることがあります。気づいたときには、かなり進行しているといったケースもあります。歯周病で歯を失わないためには、初期のサインを見逃さず、早期発見すること、歯周病予防に取り組むことが大切になってきます。

歯周病から歯を守る歯科検診

現在、歯周病は、糖尿病、心血管系疾患、呼吸器感染症、早産・低体重児出産、骨粗鬆症など、さまざまな全身疾患と関連性があるといわれています。また、最近では、メタボリックシンドロームとの関連性なども指摘されています。歯周病が気になりはじめる世代は40歳くらいですが、予防のためには、若い世代でも油断せず口腔ケアが必要です。

予防に取り組むための定期検診!

大切な歯を残すために、定期的に歯科検診を活用してほしいと思います。歯科検診で、ご自身のお口の状態をまずは把握して、必要な予防に取り組んでいただきたいと思います。歯科検診では、主に次のようなことを行います。

  • 問診
  • むし歯、歯周病などのチェック
  • 歯垢・歯石を取る(お口の中をお掃除)
  • 歯磨き指導(正しい歯の磨き方、デンタルフロスの使い方などを習う)

歯科検診を受けることで、自覚していなかったお口のトラブルに気づくことができれば、早期治療が起こなえます。また、歯科検診を通して、お口の中をお掃除や歯みがき指導など、必要な予防処置や指導を受けることで、将来の虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。

定期的に歯科検診を受けていない方、虫歯や歯周病予防について歯医者さんに相談したことのない方がいましたら、まずは歯科検診を受けることからはじめてみてほしいと思います。

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